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夏夜のおしゃべり

これはベッドに潜り込んで眠りかけた時に思いついたネタ。
これの前に思いついたものを書いてる途中だったんですが、始まりから終わりまで一気に思いついたので、
急遽これから書いてしまうことにしました。
んで実際書いてみると2時間程度で書き終わり。
この程度何時間かけてんだと言われそうですが、私の中では異例中の異例。
少なくとも今後もこれと同等かそれ以上の速さで書かないといけないってことですね……
正直自信がねぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっす。
内容の満足度はまぁ、それなりに。
寝惚けた頭で思いついてそのまま思うままにできたものです。
面白いのか面白くないのか読者の方が判断してくれると幸いです。
でも本当に読者っているのか?
書いても反応が無いので非常に恐ろしいです。
そんな私の妄想はおいといて本編どうぞ。



        夏夜のおしゃべり

 クスクスクス……

 真夏の夜、寝苦しい熱帯夜。
 暑さと汗の気持ち悪さとどこか惚けた意識と闇の中で誰かが囁き笑っている。
 少しでも暑気を和らげようと回る扇風機の駆動音の中、聞こえるかすかな笑い声。
 ボクが眠るこの部屋には他に誰もいないはずなのに聞こえるひそかな会話。
 両親は別の部屋でとっくに寝付いている。一人っ子で兄弟もいない。ヒトの気配もしない。
 両親ではない、兄弟でもない、ヒトでもない。ならばいったい何だというのか?
 寝惚けた頭でボクは考える。
 夜中に、ボク一人しかいないこの部屋で、ヒトでないものが、ひそかに囁き語り笑いあっている。
 夜中に聞こえる会話に笑い声か……
 そういえば小さい頃に読んだ絵本にあったっけ。靴屋のおじいさんを夜中に手伝う小人の話。
 仕事に疲れて眠ってしまったおじいさんの代わりに靴を仕上げてくれる小人の話が。
 もしそうだとしたらここにいる小人たちはいったい何をしてくれるのだろう。
 今やっているゲームのレベル上げ? 提出が近いレポート? やや散らかり気味の部屋の掃除だろうか、それとも……
 それとも、手伝いなんてものではなく単にイタズラを企んでいるとか、ただ通りすがりでおしゃべりに興じているだけかもしれない。
 小人がいる、そう思い始めるとなんだか楽しくなってくる。
 思えば幼い頃、今考えると恥ずかしい話だけど、小人をはじめ一角獣や火吹き竜、人魚なんていうものを本気で信じていたっけ。
 幼い頃の夢が今ここにいる、そう考えると胸が破裂しそうだ。
 やがてカサカサと動く音も聞こえてきた。
 小人のその姿を見てみたいと思ったが、彼らはとても臆病なのだと思い出した。決して驚かしてはいけない、寝惚けた頭で必死に言い聞かせる。
 小人たちが何のために僕の部屋に来て、囁き笑っているのかはわからない。部屋を片付けてくれているのか、レポートを済ませてくれているのか、何かイタズラを仕掛けているのか。
 それは朝になればわかること。
 そう結論付けるとボクの意識は部屋の闇よりも暗い場所へと落ちていくのだった。



 翌日。
 目を覚ましたボクは早速小人たちのあとを探し始める。
 最初にわかったのは部屋の様子。昨夜寝る前と変わらずやや散らかったまま。
 次に見たのは提出間近のレポート。白紙のまま。
 テレビ、ゲーム機の回りも変化は無かったが念の為、ゲームを起動してみる。レベルは変わらないままだった。
 部屋の中を歩き回ってみたけど何も起こらない。イタズラでも無い?
 ふと思い立ち、急いで鏡を見てみたけど落書きがされてもいなかった。
 首を傾げて思案する中、扇風機の駆動音が耳に入る。その音に少しの間、耳を傾けていると昨夜寝惚け聞いた音が聞こえてきた。
 ヒソヒソと何かを囁くような音。カサカサと何かが動く音。
 どうしても気になって、小人が驚くからなんて思わず、その音のする方へと、ベッドの端の方へと足を向けた。
 そこには……

 クシャクシャに丸められたビニール袋が引っかかっていた。
 扇風機の駆動音が聞こえる。その音に混じって何かが囁くような、何かが動くような音がする。
 幽霊の正体見たり、枯れ尾花。
 つまりはそういうことらしい。
 だけど不思議と落胆は無かった。
 心のどこかでその存在を信じていなかっただろうか。
 いや、きっとそうじゃない。
 存在する、しないの問題じゃないんだ。
 小人がいると思って色々想像した時間、とても楽しかった。
 ボクはその時間がとても大切なものだったと思ったんだ。
 小人や一角獣や火吹き竜、人魚たちはきっとそうした時間を過ごす為のものなのだろう。
 ボクは小人のことを考えていた時、本当に楽しかったんだ。
 ボクはこれからも夜中に物音がする度に小人について思い浮かべるだろう。

 そんなことを考えながらまた一日が始まる。

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自称燃えと萌えを知る者MATSによる小説・SSブログ。
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